第3回 こんなことが許されるのか!!!

乗船中にとんでもないことが起きたので報告します。

2022年9月10日夜、兵庫県浜坂漁港沖合200kmの暫定水域(日本にも韓国にも属さない海域)で第一幸榮丸のアマエビ漁を取材中、海底から引綱に引っかかって揚がってきた刺網がスクリューに絡んでしまいました。同船は航行不能となり近くで操業中の大和丸に曳航され18時間かけて浜坂漁港に戻りました。

12日早朝からダイバーが潜り、スクリューから取り外した網の量は3トントラック1台分。全て取り外すのに3時間以上を要しました。刺網は韓国が使用しているもので、所々束ねてあり鉄の重りも縛ってありました。明らかに日本船の操業を妨害しようとして不法投棄したものです。こんなことが許されていいのでしょうか!そもそも両国の排他的経済水域を定める際にどちらにも属さない暫定水域を設けたのが間違いの始まり。なぜそんなことをしたのか。いずれこういう問題が起きることは分かっていたではないか。他にも韓国船から延々と怒鳴り続けられるなど嫌がらせは度々起こっています。お役人さんに言いたい。面倒なことに蓋をせず、はっきりとした態度を示していくべきだと。

コメント

  1. 畑敏之 より:

    操業妨害とか違反操業の話は
    昔から有る話で悲しいですネ
    日韓とか日中でのトラブルが多く
    その多くの原因は相手国に有りますが
    少し歴史を遡ると我国側の問題も
    有ったと聞きます
    私も韓国のカニ屋さんに
    知り合いが居ます
    今は、お互いにしっかりとした約束と
    信頼関係で仕事をしています
    特に日韓は、まさしくお隣さんなので
    政治家がここで活躍しないで、どうするの?ですネ(笑)
    日中にも期待しますが・・・

  2. 管理者 より:

    畑敏之様
    畑さんは水産関係の方だったのですね。
    実は昨年はこのトラブル以外に何件も同じような事故が発生し、大変苦労しました。
    今さら暫定水域に線を引くことは難しいでしょうが、こういうことが平然と行われている事実を政治家の方にも知ってもらい、しっかりとした対応をしてほしいと望んでいます。

  3. コタキン より:

    暫定水域について検索したところ、鳥取県漁業調整課のホームページに「日韓漁業問題への対応」がありました。「新日韓漁業協定の内容」と「操業の状況と問題点」がわかりやすく解説されていて、「航海日誌」に書いてある韓国漁船の、日本漁船の操業妨害目的の行為は、民間の話し合いに任されているとのことです。
    韓国の政権が変わった今、この問題解決の糸口をつかむため、日本政府、国会議員の先生方に頑張ってもらいたいです!

  4. 管理者 より:

    コタキンさん、コメントありがとうございます。
    もはや民間の話し合いで済むような状況ではないです。
    面倒くさいことに蓋をせず、しっかりと政府に対応してもらいたいです。

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